Claude Codeの許可、どこまで自動でいいか。モードの選び方

Claude Codeの許可をどこまで自動にしていいかを、盾を持つ女性とモード選択の画面を指す男性のイラストで表したアイキャッチ画像

確認を読まずに全部許可するなら、「権限をバイパス」より「自動」です。
手間はほぼ同じで、自動なら別のAIが危ない操作を止めてくれます。
お金が絡んだり、公開中のサイト、人の情報に触る操作と、消したら戻せない操作だけは、手動で見たほうが安全です。


目次

モードの違いと、選び方

モードは、入力欄の下のモード選択で切り替えられます。

Claude Codeのデスクトップアプリのモード選択。自動(デフォルト)・手動・編集を受け入れる・プランの4つと、その下に権限をバイパス(有効にする)が並んでいる
入力欄の下のモード名を押すと開く一覧
モード何をするか向いている場面
自動危ない操作だけ止め、あとは聞かずに進める普段の作業はすべてこれ
手動変更の前に毎回聞くお金・公開中のサイト・人の情報・戻せない削除に触るとき
編集を受け入れるファイル編集と一部のファイル操作は聞かずに進め、それ以外の多くのコマンドは毎回聞く自動が選べないとき
プラン先に計画だけ出し、ファイルは変えない大きな作業の前に進め方を見たいとき
権限をバイパスほぼ何も聞かずに進める隔離した環境(コンテナやVM)の中だけ

ターミナルで使っているなら、Shift+Tabで切り替えれます。
ターミナルには、前もって許可した操作だけ進めて、ほかは聞かずに断る「dontAsk」もあります。人が見ていない自動処理向けで、Shift+Tabでは出てきません(公式)。


全部許可するなら、「権限をバイパス」と「自動」は何が違う?

許可をする手間はどちらもほぼ同じで、違うのは危ない操作を誰かが止めるかどうかです。

権限をバイパス自動
あなたへの確認ほぼ出ないほぼ出ない
危ない操作そのまま実行される別のAIが見て止める
止められる割合0%約9割(公式の実験)。残りの約1割は通る
止めたあと―Claudeがたいてい安全な別のやり方を探す。見つからなければあなたに聞く
読み込んだページやファイルに仕込まれた指示守りがないClaudeが読む前に、別の仕組みが怪しい指示を見つける

自動でもリスクはゼロになりませんが、何もしないバイパスよりずっと小さくなります。
公式も、確認を減らしつつ裏でチェックしたいなら、バイパスではなく自動を使うよう書いています(公式)。
バイパスは、壊れても困らない隔離した環境で使うモードです(公式)。

モード選択の「有効にする」は、押しても設定が開くだけです。

確認を読まずに押している人は多い

公式ブログの数字です(公式ブログ)。

・確認の97%で「許可」が押されている
・確認が50回を超えると、人が危ないコマンドを止められた割合は約5%まで下がる
・人が13.6%しか止められなかった危ないコマンドを、自動は89%止めた

読まずに押す確認は、守りとして効いていません。
その確認を、手間を増やさずにAIのチェックに置き換えるのが「自動」です。

誰もチェックしないと、何が通ってしまうか

起きうること例
頼んだ範囲を超える社内へのアップロードに失敗し、誰でも見られる共有サイトへ上げようとする(公式の実例)
戻せない削除前からあるファイルやデータを消す
外への持ち出しパスワードや社内のファイルを外へ送る
仕込まれた指示に従う読み込んだページに書かれた命令どおりに動く

下書きの書き換えのように手元で元に戻せる作業なら、大きな問題にはなりにくいです。
危ないのは、外に出る操作と、消える操作です。


「編集を受け入れる」より「自動」のほうが確認が少ない

確認を減らしたいときも、選ぶのは「自動」です。

「編集を受け入れる」は、ファイル操作以外の多くのコマンドを毎回聞く。自動なら、危なくないものは聞かずに進む
「編集を受け入れる」は、作業フォルダ内の通常の削除も自動で進む。自動なら、前からあるファイルを消す操作は止まる


「今後は聞かない」を押すとどうなるか

「今後は聞かない」を押したコマンドは、そのプロジェクトでは次から聞かれなくなります。
そのコマンドは、自動のチェックを通らずに実行されます(公式)。

・押すのは、毎日使う安全な操作だけにする
・許可は、そのプロジェクトの .claude/settings.local.json に残る
・許した操作も自動にチェックさせたいなら、次の設定を足す

足す場所:~/.claude/settings.json
足す設定:autoMode.classifyAllShell を true

Claude Codeに、この2つを伝えれば足してくれます。


自動にしても、手動で見る操作

自動でも、危ない操作の約1割は止まらずに通ります。
公式も、重大な変更は今も自分で見ることを勧めています。
次の作業をする間だけ、モードを「手動」に切り替えて、1つずつ読んでから許可します。

・公開中のサイトやブログを変える
・支払いや請求、アカウントの設定に触る
・顧客の名簿など、人の情報を扱う
・消したら戻せないファイルやデータを消す

判断できないときは、何をする操作かをClaude Codeに日本語で説明させてから許可します。


自動なのに確認が出るとき

自動でも、次のときは聞かれます。

確認が出る理由減らし方
自分で「毎回聞く」に登録した操作よく使う操作なら、登録を外す
開いているフォルダの外のファイルを初めて読む次からも許可する側を選べば、もう出ない
セッションのアーカイブなど、アプリの一部の操作減らせない
自動が続けて何度も止めたあと出た確認で許可すれば、自動に戻る

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この記事を書いた人

AIコンテンツ運用やオウンドメディア実務をテーマに、実際に動かしながら気づいたことをそのまま言葉に残している編集長です。

デザイン制作12年・サービス開発の運営担当3年のキャリアをベースに、「非エンジニア」ながらClaude Codeを活用したワークフロー設計に取り組んでいます。ワクワクし続けられるよう、AIコンテンツで仕事を回せるのかを実務の中で探っています。

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