AIっぽい文章の特徴と直し方。直す前と後を並べた

AIっぽい文章の特徴と直し方と書いた題の下に、赤ペンで直した原稿を持つ男性と、ノートパソコンで作業する女性を描いたアイキャッチ画像

AIっぽい文章の特徴の1つは、動詞で言う所を名詞や決まり文句にすることです。
「継続課金の理由になりません」は、言葉としては正しくても、話すときにはまず使いません。
直すときは、主語を人か物に戻して動詞で書き、話すときの言い方にそろえます。


目次

AIっぽい文章の特徴:名詞や決まり文句で言っている所

名詞や決まり文句は、話すときの言葉に直すと、やわらかく読めます。
下の表は、ChatGPTの料金の記事で直した文です。
当時の使わない言葉のリストで調べると0件でしたが、直した所は20か所以上ありました。

直す目印直す前(AIの下書き)直した後チェッカー(下で紹介)
動詞に戻せる名詞「継続課金」継続課金の理由になりません有料を続ける理由になりません拾わない
決まり文句「取れる手」どちらに当たるかで、取れる手が変わりますどちらなのかで、やることが変わります拾う
「〜状態です」で止める使える場所が狭い状態です使える場所が限られます拾わない

自分の文章でも、普段なら動詞で言うことを漢字の名詞にしていないか探します。


名詞のほかにもある、AIっぽい文の形と直し方

名詞のほかにも、文のつなぎ方や終わり方で直した形があります。
どれも、このサイトで記事やX投稿を書くときに、実際に直してきた形です。

形例直し方チェッカー(下で紹介)
1文に話を2つ詰めこむ「〜が効き、一方で、〜は逆になります」2文に分ける(下に実例)拾わない
まとめ・つなぎの決まり文句「ここまで3つの方法を説明してきました」「という点が重要です」削って、言いたいことから書く拾う
文の始めのつなぎが多い「また、」「さらに、」「次に、」が3回続く減らして、文を短く切る拾う(3回以上)
同じ文末が続く「〜ています。」が4文続く1つ変えるか、文をまとめる拾う(4文以上)
「〜させる」が続く「集めさせて、まとめさせた」誰が何をするかを主語にして書く拾う
何のことかが抜けた言葉「明確なライン」「どこまで似たらパクリかの線」と書く入力の1行目だけ拾う
資料の言い分で終わる「◯◯は〜としています」読む人にとって何が変わるかまで書く拾う

1文に話を2つ詰めこむと、何が逆なのか分からなくなる

AIと一緒に書いた別の記事で、人が読んで直した文です。

ブログ運営はルールを手元に残せるかが効き、一方で、散った数字を1枚にまとめる作業は逆になります。

ブログ運営で効いてくるのは、トンマナや禁止事項を手元のファイルに残せることです。
逆に、複数のツールに散った数字を1枚にまとめる作業では、この強みが活きません。

直す前の文は、「何が効くのか」「何が逆なのか」を読む人が補わないと分かりません。
2文に分けると、1文に話が1つになり、対比も「逆に、」の一言で伝わります。


読む人は、どこでAIっぽいと感じる?

広島大学の卒業論文では、20代16人が文章を読んで、「AIらしい」「人間らしい」と感じた所を書いています。
AIらしいと感じた所で多かったのは、中身が具体的でないことと、普段使わない言葉でした。

「福音に他ならない」という言い方を、一般の人が使うとは思えないと挙げた人もいました。

卒業論文で、学術誌に載った研究ではありません。
使ったAIには、古いモデル(GPT-3.5)も入っています。


AIっぽい文章を直すときのプロンプト

AIに頼むときは、使わない言葉を並べるより、「主語を人か物に戻し、動詞で書く」と書き方を指示します。

記事を書くAIに、私が毎回読ませている指示から3行を抜き出します。

・人が声に出して言わない言い回しを書かない
・主語を人か物に戻し、動詞で書く
・声に出して読んで、言いにくければ直す

AIに直させるなら、この3行を下書きと一緒に渡します。
例えば、次のように頼めます。

次の下書きを、上の3行に沿って直してください。
直した所は、直す前と後を並べて見せてください。

この3行を使って書いた記事でも、私が読み返して「AI丸出し」と感じたことがあります。


AIっぽいかどうかは、ツールより読み返して確かめる

私が作ったAIっぽい文章チェッカーは、AIっぽく読まれやすい所に、直し方の例つきで印を付ける無料ツールです。
このツールでは、AIが書いたかどうかは判定できません。

使い方

・貼る:X投稿やメール、ブログ記事などを、入力欄に貼る。記事を丸ごと貼っても使えます
・出た所を読み返す:結果は「AIっぽく読まれやすい所」「伝わりにくい言い回し」「X投稿の文字数」に分かれて出る
・自分でも読む:0件でも、最後は声に出して読み返す

文章を貼るとその場で結果が出て、貼った文章はどこにも送られず、保存もされません。

チェッカーが拾う形と、拾わない形

上の2つの表の右の列が、チェッカーで拾うかどうかです。
表1の継続課金のような名詞と、1文に話を2つ詰めこむ形は、チェッカーでは拾えません。
拾う形は、このサイトの公開記事70本で試し、人が書いたふつうの文章にもよく出る形は外しました。

引っかかっても、直さなくていい:読み返して通じるならそのままで大丈夫です。


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この記事を書いた人

AIコンテンツ運用やオウンドメディア実務をテーマに、実際に動かしながら気づいたことをそのまま言葉に残している編集長です。

デザイン制作12年・サービス開発の運営担当3年のキャリアをベースに、「非エンジニア」ながらClaude Codeを活用したワークフロー設計に取り組んでいます。ワクワクし続けられるよう、AIコンテンツで仕事を回せるのかを実務の中で探っています。

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